定置網漁はその名の通り、
魚の通り道となる場所に固定して設置した網を使う漁です。
潮具合や魚の群れ等自然の「流れ」に委ねる
持続可能性が高い漁である一方、
漁獲量が大きく変動するため売上げが予測しづらい漁です。
そんな定置網で獲れる小魚の価値を高めたい!
直場所で小魚が売れ残っているのを見る度に思っていたところ
昨年訪れたスペイン・バスク地方・ゲタリア町のアンチョビ屋さんの味に 衝撃を受けたことから始まった「定置アミチョビプロジェクト」
3月頃に塩漬けにしたカタクチイワシから
アンチョビの試作を開始しました。
塩を洗い流してから水分を取り
中骨とヒレ、皮を取り
オリーブオイルに漬けて
できあがり! ってめちゃくちゃ手間がかかりますね!
まちきれず一日おいて早速パスタにしてみましたが・・・
めちゃくちゃ美味しい! 敢えてアンチョビとニンニクのみで味付けしましたが それだけで十分でした。 ただちょっとコクが足りないかな?
やはりカタクチが脂乗ってなかったからでしょうか。
少し雑味も?
お腹出し等の下処理をより丁寧に。
ということで次は今の季節脂ノリノリの「黒ムツ」で
仕込んでみます!
アンチョビ製造&料理体験イベントとかも面白いかもしれませんね!
Commentaires